白髪染めは髪が傷む?傷む原因は?白髪染めの注意点

白髪染めを利用したいけれど、髪の毛が傷む、頭皮に与える影響が心配になることはありませんか?

白髪染めは実際のところ、どれくらい髪の毛や頭皮に影響を与えるのでしょうか。

今回は白髪染めを使うとどれくらい髪の毛が傷むのか、さらに白髪染めを利用することで髪の毛が傷む原因や白髪染めを使う際の注意点などをまとめました。

白髪染めで髪の毛が傷む原因は?

白髪染めで髪の毛が傷む原因は、ズバリ白髪染めに含まれているさまざまな化学成分が原因となります。

白髪染めには髪の毛の内部にまでしっかりと色素を浸透させ、さらに定着させるための強い薬剤が複数含まれています。

白髪染めに含まれている化学成分のうち、髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまう成分として、気を付けなけらばならないのは以下の3種類が挙げられるでしょう。

どれも白髪をしっかりと染めるための重要な役割を持っていて、市販の白髪染めのほとんどがこうした成分を配合しています。

酸化染料

白髪染めに欠かせない成分といえばこの酸化染料です。「ジアミン」と呼ばれることもある、アレルギーを引き起こす原因物質としても有名です。

白髪染めをする前に必ずパッチテストをすることが推奨されていますが、このジアミンによるアレルギーを起こさないかどうかを確かめるために行います。

ジアミン系の成分の種類はいくつかありますが、特に白髪染めのように強力な黒色の発色を必要とするヘアカラーには必ずといっていいほど配合されている成分です。

少量でもかなり強力に染めることができる上、色調の調和が取りやすいという点で、多くの白髪染めに使用されています。

ジアミンアレルギーが深刻な場合、パッチテストの段階でも呼吸困難や発疹、めまいなどの重篤な症状を引き起こすことがあります。

アルカリ剤

白髪染めにはこのアルカリ剤も必要不可欠で、アルカリ剤の役割としては2つあります。

まずは染料が髪の毛の内部に浸透しやすいように、キューティクルを無理やりこじ開けることです。キューティクルを剥がし、髪の毛の内側まで酸化染料がしっかりと浸透するようにします。

さらにもう一つの役割として、メラニンの分解を促進するという役割があります。髪の毛内部のメラニンを徹底して分解し、もともとメラニンがあった部分に染料を定着させるのです。

髪の毛内部の成分を分解して排出させてしまうので、髪の毛の内部はスカスカになります。

過酸化水素

過酸化水素は、酸化染料を酸化させるという化学反応を引き起こし発色させるという重要な役割があります。

同時にメラニン色素を分解、より染料が定着しやすい髪の毛の状態にするという役割も担っています。

強い毒性があり、皮膚や粘膜に触れることで炎症や化学やけどを起こすことがあります。

白髪染めやヘアカラーをする前に、手袋をする、生え際などにコールドクリームなどを塗るのは、この成分による影響を和らげたり、目に入らないようにするためです。

過酸化水素は白髪を誘発する原因物質ともなっていて、白髪染めをするたびに、わざわざ白髪を誘発する成分を髪や頭皮に塗るということになってしまうのです。

白髪染めは髪の毛だけでなく頭皮にも悪影響を与える

上記のような非常に危険な成分の強い効果を利用したのが白髪染めということになるため、白髪染めは髪の毛だけではなく、もちろん頭皮にも多大な影響を与えることは言うまでもありません。

頭皮がアレルギー反応を起こしてしまったり、炎症やかぶれるといったトラブルを抱えれば、当然抜け毛や薄毛の心配も出てきます。

毛根や毛母細胞がダメージを受けさらに白髪が増えるだけでなく、もっと深刻な悩みをいくつも抱えるといった状態にもなりかねないのです。

今まで頭皮へのダメージを気にすることなく白髪染めをしてきたという人は、すぐにでも頭皮ケアを始めるようにしましょう。

オイルマッサージやスカルプケア、ヘッドスパなど健康な頭皮を維持するための努力をしていくことが重要です。

白髪染めとヘアカラー、どっちが傷む?

では、白髪染めが髪や頭皮に多大なダメージを与えるのであれば、そのかわりに白髪をヘアカラーで染めてもいいのでしょうか。

ここでは白髪をヘアカラーで染めることができるのか、ヘアカラーで染めても白髪を目立たなくできるのかについて見ていってみましょう。

同時に気になる白髪染めとヘアカラーによる髪へのダメージの違いなどもご覧ください。

白髪染めとヘアカラーは染める仕組みは同じ

実は白髪染めとヘアカラーは、髪の毛を染める仕組み自体はほぼ同じ、メカニズムにさほど変わりはありません。

どちらもキューティクルを無理やり開き、髪の毛の内部の成分を分解して溶かしだす、そこに化学反応によって発色させた染料を乗せているというだけです。

いずれにせよ、キューティクルを剥がし髪の毛に大打撃を与える、髪の成分を排出し代わりに化学染料を定着させるという面では、ダメージもあまり変わらないといえます。

ヘアカラーで白髪を染めにくいワケ

ただ単に白髪をヘアカラーではなく白髪染めを利用して染める理由としては、もともと白い髪の毛にヘアカラーの明るい色では染まりにくいので、白髪染めで黒にするというだけのことです。

白い色に明るい発色を乗せても、他の髪の毛との色の差が埋まらないため、白髪が目立たなくなりません。

一方で白髪染めであれば、もともとの周囲の黒髪に溶け込んで目立ちにくくするために強力に黒く染めるということになります。

白髪染めとヘアカラー、どちらが髪の毛へのダメージが大きい?

白髪染めのジアミンは、黒や茶色といったダークな色合いの髪の毛にするためにはかなり有効ですが、その反面髪の毛に与える影響も非常に大きいといえます。

しかし同じ仕組みであるヘアカラーの場合、明るい色に染めるという人が多く、より髪の毛内部の黒い色、メラニンの分解や排出を促す必要があります。

染める仕組みは同じでも、脱色力の違いによって髪の毛の傷み具合に差が出るという面を考えれば、より明るく染めるヘアカラーの方が痛みが大きくなるというケースもあるでしょう。

髪を守りながら白髪をカバーしたいならヘアカラートリートメントがおススメ

髪の毛を傷めつけずに白髪を目立たなくしたいと思っているのなら、ぜひ利用したいのがヘアカラートリートメントです。

ヘアカラートリートメントなら、傷んだ髪の毛を修復するという本来の目的のもと、髪の毛を傷めず髪色を黒くしていくことができます。

さらに化学成分の刺激による頭皮への悪影響も心配する必要がありません。

ヘアカラートリートメントのメリット

ヘアカラートリートメントに含まれている染料は、HC染料、塩基性染料、植物染料のいずれかが使用されていることがほとんどです。

HC染料の場合、一般的な白髪染めの酸化染料よりもかなり分子が小さいため、わざわざキューティクルを開いて髪の毛の内部に浸透させるということをする必要がありません。そのままでも十分髪内部に浸透していくことができます。

塩基性染料は、髪の毛のマイナスイオンと結合することによって髪表面に染料が付着する、いわばヘアマニュキュアのような仕組みで染まります。分子が大きいため髪の毛の内部に浸透し、髪の毛のもともとの成分を排出してしまう心配がありません。

植物染料は、それ自体の持つ色だけでは白髪を染めることは難しいため、HC染料や塩基性染料と組み合わせて使用されることが多い染料です。それによってさまざまな色を表現することができるようになります。

こうしたヘアカラートリートメントの成分であれば、髪の毛へのダメージはゼロ、さらに髪を修復していくこともできますし、頭皮に非常に優しい白髪染めをすることができます。

まとめ

白髪染めの成分の中には、髪の毛に大きなダメージを与えるものが複数含まれています。

白髪染めをしてキレイになっているつもりが、さらなる白髪の原因や頭皮トラブルを引き起こしてしまうこともあるのです。

そして深刻な場合はアナフィラキシーショックや、さまざまな病気の原因につながってしまうというリスクもあります。

白髪が気になるのであれば、安心安全で髪の毛や頭皮、体の健康状態に悪影響を及ぼさないヘアカラートリートメントをおススメします。

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