あなたは、普段使っているシャンプーに疑問を感じたことはありませんか?
今使っているシャンプーが本当に髪によい効果を与えているのか、髪にダメージや負担を与えてはいないでしょうか?
特に髪の毛が太く、髪質が硬いという人にとって、もしシャンプーによって髪質を柔らかく変えることができたら、毎日シャンプーをするだけで今までコンプレックスだった剛毛という髪質を簡単に改善することができるようになります。
髪質を変えるために選ぶべきシャンプー、シャンプーだけで髪が柔らかく変わる、太くて硬い髪質に悩んでいる人はぜひ髪質改善の参考にしてみてください。
髪が太い、硬い剛毛の人の悩みって?!
髪質がもともと太く硬いという、いわゆる剛毛な髪質の人には、いくつか深刻ともいえる悩みがあることが多いものです。
髪が硬いことで上手くいかないこと、髪が太いことで困っていること、髪が太くて硬い人がどうして柔らかく滑らかな髪質に変わりたいのか、それぞれの悩みと、それが解消されるとどうなるのかを見ていってみましょう。
柔らかい髪質になりたい
髪が太くて硬い人は、髪質がもともと柔軟性に富み、風にサラサラとなびくような柔らかい髪質の人にあこがれるものです。
髪質が固くて太いために、見ただけでごわついているような見た目になってしまいますし、髪の毛のボリュームが多いため、頭の部分がぼってりとした印象に見られることが多いのです。
さらに、髪が剛毛というコンプレックスがあるため、ヘアスタイルを楽しんだり、ヘアスタイルに合わせたおしゃれを楽しむ事も控えてしまうというケースもあります。
ヘアスタイリングが上手くできない
髪質が剛毛の場合、髪の毛を上手くまとめたり、結んだり、あるいは雑誌などで見つけた好みのヘアアレンジをしようとしても難しい場合があります。
スタイリングを何とかしたとしても、髪質が硬くて太いために髪型が長持ちしないという悩みも抱えることになります。
結局いつものように、髪の毛を一つに束ねたり、ストレートパーマや縮毛矯正をかけてストレートだけにする、広がらないようにショートヘアにするなど、髪質のせいでワンパターンなスタイリングになってしまうのです。
また、寝起きに寝癖などがついてしまった場合も、髪質が太くて硬い髪の毛は寝癖直しをするのに非常に時間がかかります。
寝癖がなかなか治らずに、お出かけ前の朝の忙しい時間にイライラとしてしまう、余裕がないという悩みも出てきます。
乾かすのに時間がかかる
髪の毛が太くて硬い髪質の人の場合、シャンプー後のドライヤーで髪を乾かす際にも非常に時間を必要とします。
髪のボリュームが多いため、シャンプー時に水分を多く含みがちになる、さらに硬くて太いたくさんの髪の毛が邪魔をして、シャンプー後のドライヤーで頭皮までしっかりと乾かすことが困難なのです。
しかし、ドライヤーでしっかりと乾かしてある程度まとめておかなければ、剛毛の人は自然乾燥や乾かし方があまかった場合、その後まとめたりスタイリングする際にとても大変になってしまいます。
その事もあり、乾かすのに十分な時間をかけなければならなくなってしまうのです。
ドライヤーをする前にしっかりとタオルドライをして、オイル系の洗い流さないトリートメントでドライヤーの熱から髪を保護してあげるといいでしょう。
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そもそも髪質とは?
では、こうした髪質はどうしてできてしまうのでしょうか。
実は生まれつき剛毛という性質の人も確かに存在していますが、子供の頃と比べると髪質が変化してしまい、次第に剛毛になってしまったというケースも多くあります。
そもそも髪の毛の悩みが全くないという人のほうが非常に少なく、ゴワゴワとした剛毛やくせ毛だけに限らず、逆に猫っ毛や軟毛でペタッとした髪質で悩んでいる人もいて、髪質と言っても人によってさまざまだということです。
髪の毛は3層構造でできている
1本の髪の毛は、外側からキューティクル→コルテックス→メデュラの3層構造でできています。
1本の髪は、大きく分けると3つの層からなり、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
髪質が人によって違う理由は、この髪の毛の構造が深く関係しているのです。
そこで、まず最初に毛髪の構造について簡単に説明していきたいと思います。
①髪のツヤや手触りを左右《キューティクル》
髪の表面のキューティクルは、髪のツヤや手触りを左右しています。
硬いたんぱく質が主成分となり、毛髪の内部組織を守る役割をしています。
キューティクルの表面には、キューティクルを保護する脂質成分《MEA(18-メチルエイコサン酸)》が存在しています。
MEAはキューティクルの表面を覆っているため、紫外線や摩擦にさらされ損なわれやすいうえ、MEAを配合したトリートメントを使用したところで、毛髪表面にMEAを定着させることは難しいと言われています。
②髪の硬さや太さに影響《コルテックス》
毛髪の90%を占めるコルテックスが、髪の柔軟性や太さなどの髪質に影響している部分になります。
繊維状のたんぱく質が主成分となり、硬い髪質の人はコルテックするの量が多く、密度もかなり高い状態にあります。
③髪の弾力を守っている《メデュラ》
髪の一番内側にあるメデュラ(毛髄質)は、髪の毛の弾力を守っていると言われていますが、科学的には証明されていないようです。
赤ちゃんや軟毛の人にはこのメデュラ自体が存在しておらず、逆に太い髪の毛の人はメデュラがしっかりしているとうことになります。
子供の頃はサラサラなのに年齢とともにとくせ毛に変わるのはなぜ?
小さいころはサラサラヘアだったのが、「年齢を重ねるごとに髪質が硬く太くなり、髪の毛が剛毛になってしまう」、「子供の頃はストレートだったのにもかかわらず、髪に次第にうねりが出始め、くせ毛のような髪質に変わってしまった」というケースも珍しくありません。
では、どうして子供の頃とは異なる髪質になり、くせ毛のような状態になってしまうのでしょうか。
実は髪質の変化にはれっきとした理由が存在していて、加齢による髪質の変化はもちろん、普段の生活習慣やシャンプー、カラーリングやパーマなどによっても大きく影響を受けているのです。
髪のうねりはどうして起こるの?
髪のうねりが生まれてしまうわけを詳しく見ていくことにしましょう。
髪がうねるわけを知ることで、そのうねりの原因を避けることができますし、日常生活で髪がうねらないように気をつけることもできるようになります。
髪のうねりが気になる人は、ぜひうねりの原因を知り、うねりを予防する手段を講じてみてください。
加齢で毛穴がゆがむ
頭皮にハリがなくなったり、頭皮のシワ、頭皮が硬くなるなどの原因で毛穴がゆがんでしまいます。
髪の潤いである脂質が不足
髪が痛んだり栄養不足に陥ると、潤いの一つである脂質が不足し、髪のツヤやハリ、コシがなくなりゆがんでしまいます。
髪の主な成分であるたんぱく質が不足
髪の主な成分であるたんぱく質が不足することによっても、髪のゆがみが生じます。髪の主成分であるたんぱく質が不足しないような工夫が必要です。
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▼あわせて読みたい髪のうねり対策!
髪質が湿気に左右される理由はこれ!
髪質がその日の湿気の量によって左右される理由としては、髪の傷み具合や髪の水分量が不足しているということが大きいといえます。
髪全体に水分が不足していたり、水分を保持することができないほど傷んでいることによって、湿気で髪が膨らんでしまったりうねってしまうということが多くなります。
頭皮の衰えによる毛穴の歪み
前述のように、頭皮が加齢によって衰えてくると、同時に頭皮に存在している毛穴も衰えに比例してゆがんできます。
頭皮のハリや弾力、柔軟性を維持することが、髪のゆがみを防止することにつながります。
毛穴の詰まり
毛穴に皮脂や汚れが詰まっていることによってもゆがみが生じます。毛穴が詰まっていると上手く髪の毛が生えることができない上に、髪の健全な育成までをも邪魔してしまいます。
毛穴をしっかりと洗浄することができるシャンプーで、洗髪を心がけることが大切です。
皮脂分泌が低下している
過剰な皮脂は髪や頭皮のトラブルにつながりますが、適切な量の皮脂はすこやかな髪の成長にとって絶対に必要な成分となります。
健康で丈夫な、艶やかな髪を維持し、ゆがみやパサつきを予防する適切な皮脂分泌ができる頭皮環境が必須です。
また、石油系界面活性剤が配合されているシャンプーは、脱脂力が強く頭皮が乾燥しすぎてしまう要因になる可能性があります。
シャンプーを選ぶ際には、髪質改善を阻害しないためにもなるべく避けたほうがよいでしょう。
頭皮の栄養不足
頭皮に栄養が不足していると、健康な頭皮を維持することも、健やかな髪を育成することもできなくなります。
頭皮の栄養が不足しているという状態は、髪のゆがみをはじめとして、その他にもさまざまなトラブルの原因となってしまいます。
髪質はシャンプーで変わるの?
そこで硬い髪質を改善し、健康で艶やか、柔軟性に富みハリのある髪の毛を維持するため、シャンプーを見直してみましょう。
シャンプーを変えることで髪質を改善することも十分に可能です。
髪質はシャンプーで徐々に改善できるって本当?
髪質を変えるには、まず日々欠かさず行っているシャンプーを見直すところから始めましょう。
髪の柔軟性、頭皮への栄養補給、そして優しい洗浄力や無添加低刺激など、シャンプーを見直す点はたくさんあるはずです。
髪質をごわごわさせてしまう石けんシャンプーを使っている人は、まとまりのある柔らかい髪に仕上げてくれる、アミノ酸系のシャンプーやオイルシャンプーに変えてみるだけでも髪質改善効果を実感できるはずです。
ダメージ補修効果のあるシャンプーの効能
髪のダメージを補修する効果のあるシャンプーも非常に効果的です。
ダメージによって髪が硬くなる、太くなる、キューティクルが開いてパサパサしてまとまらないなど、シャンプーをダメージ補修のタイプにするだけでも髪質を大きく改善することができます。
自分に合ったシャンプー選びで髪質が変わる
シャンプーを選ぶ際には、自分の頭皮の状態や髪質にあったものを選ぶようにしましょう。
髪質が柔らかくまとまりやすくなる保湿力の高いシャンプーや、頭皮に栄養を与えるタイプのスキャルプシャンプー、そして優しい洗浄力で無添加低刺激なオーガニックシャンプーや、ボタニカルシャンプーなど、シャンプーの種類は豊富にあります。
髪のダメージの状態、皮脂の量、かゆみや乾燥など、髪や頭皮の環境改善に一番マッチした効果を持つシャンプーを適切に選ぶだけでも、髪質改善に大きな効果を発揮できます。
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まとめ
髪質を改善して、髪の柔軟性を保ち、硬くて太い髪を卒業したいのであれば、シャンプーをまず見直し、自分の髪質や頭皮の状態を見極めるところから始めましょう。
毎日のシャンプーを見直すことで、硬くて太い剛毛だった髪質も、うねりやパサつきがあった髪も、潤いやまとまりのある艶やかな髪によみがえらせることができるでしょう。
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ミランダ
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