もともとオイリー肌の人は、肌がべたつくのを解消することがニキビ予防において重要なことがらとなります。
また、スキンケアや化粧下地によってオイリー肌を解消することができれば、ニキビが悪化したリ、新たなニキビができてしまうということも予防できるようになります。
今回は、オイリー肌でニキビがひどい人が選ぶべきスキンケアや化粧下地、そしてオイリー肌の人がべたつく肌を解消するためのスキンケア方法について見ていってみましょう。
オイリー肌だとニキビができやすいの?
肌質の中でもっともニキビができやすい肌質、それが今回ご紹介するオイリー肌となります。
脂性といわれることもあるこのオイリー肌の人は、ニキビだけでなく肌トラブルもおこしやすいという傾向があります。
主に額、鼻、顎といったTゾーンを中心として顔全体的に脂っぽくなってしまい、あぶら浮きが目立つという特徴もあります。
オイリー肌の人は他の肌質の人と比べてかなり皮脂の分泌が活発で、洗顔やあぶらとり紙などの対策によって皮脂をオフしても、すぐにテカリが出てしまうという悩みもあります。
では、オイリー肌の人は実際にニキビができやすいのかどうか見ていきましょう。
オイリー肌はアクネ菌が増殖しやすい
ニキビは、アクネ桿菌といわれる細菌が原因となって引き起こされる肌トラブルです。
いわゆるアクネ菌が肌表面や毛穴に溜まった皮脂を栄養にして、異常増殖している状態となると、ニキビができやすくなったり、肌のトラブルが起こりやすくなるのです。
オイリー肌は肌質の中でも特に皮脂分泌が盛んとなるため、アクネ菌の栄養源が豊富な肌といえます。
皮脂がたっぷりある状態のため、常にニキビが発生しやすい肌環境となっているわけです。
過剰な皮脂ケアで皮脂分泌を悪化させている
オイリー肌の人は、ニキビの原因がたくさん分泌される皮脂であるということと、脂浮きによる顔のテカリが気になるため、頻繁にあぶらとり紙を使用したり、さらに強力なあぶらとりフィルムを使用する傾向があります。
また、こまめに洗顔をして皮脂を落としているという人も多く見かけます。
しかし、こういった皮脂を除去するツールを駆使しすぎるということは、あまりオススメできる方法ではありません。
実は、あまりにも皮脂を落としすぎるスキンケアやツールは、肌の保護機能をアップしようとする働きを促進し、逆に肌が自身を守るための皮脂を分泌させてしまうのです。
こうなってしまうとさらなる皮脂分泌に悩むようになってしまい、顔は常にテカテカ、肌の状態は悪くなる一方で悪循環に陥ってしまうことになります。
あなたはどのタイプ?3種類の脂性肌
オイリー肌(脂性肌)にも種類があり、まずは自分がどのタイプかを知ることが肝心です。
そして、これまで自分が行ってきたスキンケアが正しかったのか、改めて確認していきましょう。
正真正銘のオイリー肌(脂性肌)
オイリー肌の人の中には、遺伝的要因によって生まれつき脂っぽい肌のという人もいます。
●普通肌の人よりも毛穴の数が多い
●皮脂線の働きが活発で汗をよくかく
●血行が良く、循環機能が優れている
●暑がりで皮脂が出やすい傾向にある
●生まれ持った肌質として皮脂分泌量が通常よりも多い
などが特徴としてあげられます。
このような場合には遺伝的要因が関係してくることから、普段のスキンケアや食生活に配慮をしながら自分の持って生まれた脂性という肌質をコントロールしていくという方法がベストとなります。
思春期ニキビ肌(一過性脂性肌)
遺伝的な要素が関係していなくても、肌質が脂性肌に傾くということもあります。
その時期としては、思春期などの時期が最も顕著となり、多くの人がオイリー肌になりやすい肌環境になります。
思春期の肌環境が脂性の肌に傾き、ニキビができやすくなる原因、これには成長ホルモンが大きくかかわっています。
思春期という時期は、とくに成長ホルモンの分泌が活発になります。
非常に多くの成長ホルモンが分泌される中、何らかの要因が引き金となりホルモンバランスが崩れてしまうと皮脂分泌量をコントロールすることが難しくなり、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
このような状態に陥ってしまった場合の対処法としては、日常的なスキンケアや毎日の食生活などに気をつけ、ホルモンバランスを整えることで治していくことができます。
さらに年齢を重ね成長ホルモンの分泌量が一定になり、その他のホルモンのバランスが整ってくるということでも落ち着きを見せるようになります。
思春期ニキビ肌の特徴を顕著に表す事例としては、思春期には皮脂分泌が盛んでかなりのオイリー肌だったにも関わらず、年齢を重ね20代を過ぎたころからは皮脂が不足し、乾燥肌に悩まされるという人もいます。
乾燥が原因のインナードライ(乾燥性脂性肌)
皮脂分泌量がコントロールできない脂性肌の人の中には、乾燥性脂性肌、つまりインナードライの人も多くなっています。
インナードライとは肌表面は皮脂によって潤いがあるように感じられるものの、潤っているのはではなく内側が乾燥している状態です。
そのため乾燥が原因となる肌トラブルを起こしやすくなっています。
肌は乾燥していると感じると、さらなる水分蒸散を抑止するため皮脂量を増やします。
インナードライの人は、自分の肌が乾燥しているということに気が付かないことが多く、自分の肌質をオイリー肌だと思っている人がほとんどです。
皮脂やテカりを気にして過剰に洗顔をする、化粧水のみのシンプルなお手入れで済ませるなど、必要となる肌保湿をしていないという傾向があります。
この勘違いが原因となりさらに肌が乾燥、そして乾燥状態を改善しようと皮脂量が増えるという負のサイクルが起こっているのです。
こうして分泌される過剰な皮脂は、ニキビの原因となる毛穴詰まり、雑菌の繁殖へとつながっていく要因となります。
つまり、インナードライに気が付いていないということは、ニキビや肌トラブルをわざわざ起こしやすい環境にするスキンケアをしてしまっていることになります。
インナードライかどうかチェックする方法
実際には、女性の約8割はインナードライ肌と言われている現状があります。
そのため自分自身が気が付かないうちにインナードライに該当している可能性も十分にあると考えてよいでしょう。
世界一受けたい授業(日本テレビ)で紹介されていたインナードライ肌かどうかチェックする方法をご紹介しますので、自分がインナードライ肌になっていないかどうかをチェックしていきましょう。
②カットしたセロハンテープを左手の甲に貼る
③右手の親指で軽く押さえる(3秒程度)
④セロハンテープを一気に剥がす
剥がしたテープがどうなっているかでインナードライ肌が判断できます。
テープには粘着によってはがれた角質層がついています。
角質が多くはがれ、テープが白くなっているほど皮膚の細胞がもろいということになり、インナードライの可能性が高いということになります。
【オイリー肌向け】正しいニキビケア
オイリー肌の人は油分が多くテカテカした状態ではありますが、水分が不足してお肌の内側は乾燥していることがあります。
そんな水分不足な状態を整えることが、オイリー肌のスキンケアの基本となります。
これからご紹介するスキンケア方法は、オイリー肌向けのスキンケア方法ですので、インナードライの人が行うとテカリが悪化してしまいます。
インナードライの人は、乾燥肌向けのスキンケア方法を行う必要がありますので注意してください。
1.クレンジング
特にオイリー肌の人は、メイク汚れや余分な皮脂が肌に残ってしまうと、それらに他の汚れも吸着しやすくなってしまいます。
そうなると雑菌の増殖を許してしまうことになりますので、クレンジングできちんと落とすことが大切です。
メイクをしていない日でもクレンジングは毎晩欠かさず行うようにします。
この使用するクレンジングは、ノーメイクの日でも使えるようなマイルドなクレンジングが良いでしょう。
翌朝起きたときに肌が脂浮きしているような日は、朝であってもクレンジングをすることで肌の調子をアップすることができます。
オイルクレンジングの使用はNG!
オイルクレンジングは非常に洗浄力に優れているため、オイリー肌の人はついつい使いたくなってしまいます。
しかし、洗浄力の強いオイルタイプは、汚れがしっかりと落ちる反面、化粧品を溶かして落とすというタイプになるため、肌への負担は最も深刻です。
よってオイルクレンジングは、ニキビ肌の人が最も避けるべきメイク落としとなります。
2.やさしくTゾーンから洗顔
洗顔の際にまず注意すること、それは洗顔料をよく泡立て、皮脂が多い部分から順番に洗顔をしていくということです。
↓
ほほ・顎・口周り(皮脂が少ないUゾーン)
↓
目元(皮膚が薄くデリケート)
上記の順で泡を乗せてなじませることで、肌への負担が軽減されます。
そして、ニキビや肌トラブルがある箇所は、洗顔の刺激によって炎症を引き起こしやすい状態となっています。
洗顔時はこすらないよう十分注意しましょう。
化学繊維や洗顔ブラシの使用は絶対NG!
肌に刺激を与えるような化学繊維や洗顔ブラシの使用も控えましょう。
肌を傷つける危険性もあり、余計な刺激を与えることでニキビを悪化させる原因につながります。
3.水分をたっぷり補う保湿
オイリー肌の人は、洗顔後のクリームや乳液といったアイテムはそれほど必要ではありません。
クリームや乳液を使用してしまうと、オイリー肌の人は皮脂のベタつきが気になってしまうからです。
肌が乾燥していると感じたときに必要となるのは水分です。
乾燥の原因は水分不足なので、化粧水で水分をタップリと補いましょう。
これまで色々な化粧品を試したてきたけどニキビが改善できなかった人の場合、化粧水に含まれている油分が多すぎたり、配合されている成分(アルコールなど)によって乾燥を促進してしまっていたことが原因のケースもあります。
化粧水の中でも、とろみのある油分が多いタイプや、スーッとした清涼感があるものは要注意です!
肌が乾燥していると、毛穴が硬くなって皮脂や汚れが詰まりやすくなります。
こうした毛穴詰まりの要因となっている「水分不足による乾燥」を改善しない限り、ニキビを解消することができないのです。
肌の水分率アップ♪化粧水の基本の塗り方
肌の水分率をアップさせるためには、角質層の奥までしっかりと水分を補給することが大事です。
化粧水をグングン浸透させる『化粧水の基本の塗り方』をご紹介します。
肌の水分率をアップさせるため、肌には化粧水をしっかり浸透させなければなりません。
そのコツは、「少量ずつ与える」ということです。
少しずつ、何度も重ねづけを繰り返していくという方法が効果的です。
肌に水分が浸透したかどうか判断する目安は、手に肌が吸い付いてくるイメージです。
手にピタッと吸い付いてきたら、肌に水分が入ったサインといえます。
(注)パッティングや、コットンの使用はNG!
ニキビを改善するためには、パッティングやコットンによる刺激も避ける必要があります。
オイリー肌以外のニキビケアの場合も、パッティングやコットンで肌に余計な刺激を与えないというのは鉄則です。
4.ニキビは隠さずナチュラルメイク
ニキビができていると、ニキビを隠そうとファンデーションを重ねづけしてしまったり、濃い目のベースメイクをしてしまいがちです。
こうしたしっかりメイクは、肌にかなりの負担を与えているだけでなく、ニキビを悪化させる大きな要因となります。
オイリー肌のニキビを改善させるためにも、パウダー(粉おしろい)や、軽めのパウダリーファンデーションをつける程度にすると早期改善につながります。
ニキビや肌トラブルを隠すためのコンシーラーなどは使うべきではありません。
ニキビ悪化の原因になり、やがては色素沈着までをも引き起こしてしまうリスクがあるからです。
またニキビ跡が消えなくなってしまうという可能性も高まります。
紫外線ダメージを受けないように注意!
肌に負担となるファンデーションを使用せずにニキビ治療する場合でも、UVケアを徹底するようにしましょう。
紫外線散乱剤を使用している日焼け止めで、毎日かならず紫外線対策をしていきましょう。
一切外出しないという日であっても、UVA波対策としてニキビ跡の茶色くなってしまった部分にはつけましょう。
窓からもかなりの紫外線が室内に差し込んでくるので、窓の近くに長時間いると場合にも注意が必要です。
また、「紫外線吸収剤」が含まれているものは使用しないようにしましょう。
UVケアは「紫外線散乱剤」配合のアイテムを使用するということを頭に入れておいてください。
オイリー肌におすすめ☆テカりを抑える神コスメ
ここからはオイリー肌の人にぜひ使って欲しい、テカリを抑える便利なコスメをご紹介します。
クレンジング|セラムデュー アクネクレンズ
オイリー肌で、ニキビが気になる肌でも安心して使うことができる「ノンオイル」処方になっています。
ニキビを刺激することなくメイクをスルンと落とすことができるうえ、W洗顔が不要で肌に優しいところがメリットです。
朝のテカリ肌にしようするにも最適のクレンジングです。
洗顔料|薬用ニキビ専用洗顔石けん Non A.(ノンエー)
泡立ちだけでなく泡切れにも優れた弱アルカリタイプで、「ニキビに刺激となる成分は使わない」というニキビの為に開発された洗顔石けんです。
さっぱりとした洗い上がりで肌表面がスベスベになるので、オイリー肌にはピッタリの洗顔料です。
化粧水|シーボディ VCローション
皮脂分泌を抑制する成分「ビタミンC誘導体VC200(イソステアリルアスコルビルリン酸2Na)」、さらに抗炎症・抗アレルギー作用が高い「グリチルリチン酸ジカリウム(甘草/カンゾウ)」をダブル配合しています。
肌に優しいだけでなく即効性もあり、しっかりと効果を実感できる化粧水として人気の逸品です。
オールインワンゲル|パルクレールジェル
オールインワンのスキンケアで、シンプルに必要な成分だけを入れ込むことができます。
通常の化粧水より蒸発しにくく、ベトつかない使い心地のゲルでオイリー肌を優しく包み込みます。
スキンケアだけじゃない!《オイリー肌対策》
ここからはスキンケア以外にもできる、生活スタイルの中にすぐに取り込むことができるオイリー肌対策についてご紹介していきます。
油っこい食生活を今すぐリセットする!
肌質改善の対策として最も手軽で、それでいてすぐに始められる方法が「食生活の改善」です。
オイリー肌の人が特に気をつけたいのが、ビタミンやミネラルが不足する食生活です。
酸化した油を大量に含んだスナック菓子等の間食、主食だけしか乗っていないようなワンプレートランチ、ファーストフードなどはオイリー肌に拍車をかけてしまいます。
オイリー肌だけでなく健康や美容にも良くないのは言うまでもありませんね。
揚げ物もたまには良いですが、1週間に複数回食べるのはやめましょう。
揚げ物にはかなりの量の油が含まれます。
揚げ物から大量の油を摂取すれば、それがやがて毛穴から出てくるということになるのです。
●ヘルシーな和食に切り替えるだけでOK
食生活で気をつけたいこと、それはやはり食事の基本を和食にするということです。
和食であれば、献立次第で多くの栄養素をしっかりと摂取することができますし、なにより油を摂取する量を抑えることができます。
玄米ご飯・納豆・卵焼き・わかめと豆腐の味噌汁、豚肉の生姜焼き、サバの味噌煮など、品数を増やすことで炭水化物の量を減らすことができますし、肉や魚、野菜類などさまざまな食品をまんべんなく摂取することができます。
男性ホルモンを抑制!ホルモン治療も有効
過剰な皮脂分泌の原因は、ホルモンバランスの乱れによる男性ホルモンの過剰分泌であることも多いといえます。
酵素の一種であるI型5αリダクターゼが体内で男性ホルモンに作用すると、活性型男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)というホルモンを生成します。
このホルモンは毛乳頭のレセプターを刺激するという働きがあるため、刺激された毛乳頭は皮脂分泌を促進してしまうのです。
事実ニキビに悩んでいる人のほぼすべてが、男性ホルモン過多という状況に陥っているという研究結果も出ています。
したがってニキビを根本的に治療する方法として、ホルモン治療を選択することは非常に効果があるといえます。
しかし、ホルモン治療をする場合にはさまざまな制限があり、希望すれば誰でも簡単に受けることができるわけではありません。
ニキビが酷くぜんぜん治らない人は、ホルモン治療が可能な体質かどうか病院で診断を受けてみるといいでしょう。
試してみる価値アリ?潜水法メイク
口コミで静かなブームを巻き起こしているメイク方法として、潜水法があります。
「水に潜る」という字のごとく、水をはった洗面器に顔を浸してしまうという、かなり斬新なメイク方法となっています。
②かなり濃い目にファンデーションを塗る
(崩れ防止にリキッドタイプを使用)
③顔が真っ白になるまでたっぷりパウダーをはたく
(やり過ぎぐらい乗せるのがコツ)
④洗面器に入ったぬるめの水の中に顔をつける
(水につける時間は30秒~1分ほど)
⑤水からあげたら水分はテッシュオフする
この潜水法というメイク方法は信じられないかもしれませんが、びっくりするほど顔がスベスベになり、メイク崩れしにくい状態を作りだすことができます。
耳を疑ってしまうような驚きのメイク法ですが、口コミでは大人気になっていて実践している人も結構いるようです。
オイリー肌で化粧が崩れやすい人は、一度試してみるといいかもしれません。
まとめ
オイリー肌を改善する方法は色々ありますが、まずは自分の生活スタイルの中に手軽に取り入れられる方法から試してみましょう。
ニキビがあるとそれだけで気持ちが下向きになってしまいがちですが、ニキビは早期に改善していかなければ、ニキビ跡になってしまい、ニキビよりもさらに長期的に悩むこととなる肌トラブルへとつながってしまいます。
自分のできることから、できる限りのオイリー肌対策、ニキビ肌対策に取り組み、より早くニキビのない健康で美しい本来の肌を取り戻せるようにしましょう。
シュクル
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