沢山のご家庭で、万能薬として常備されてきたオロナイン。
にきびだけでなく、傷や水虫などにも使用できるオロナインは、白ニキビに効果があるのでしょうか。
そこで今回は、オロナインで白ニキビを治すことができるのか、さらには、白ニキビを改善するためにはオロナインをどのように使用したらいいのか、気になるオロナインの効果について徹底検証していきます!
オロナインは白ニキビに効果がある?ない?
オロナインのパッケージを見てみると、効果効能の一番最初に「にきび」と記載されていますよね。
そのため、白ニキビへの効果が高い商品として知られているものの、「白ニキビへの効果が感じられない…」という声もちらほら耳にするのが事実です。
白ニキビへのオロナインの効果は「ある」「ない」と半々のため、ここでは実際に、どんな肌状態の人にオロナインが適しているのかを徹底リサーチしてみました!
ニキビの種類とオロナインの相性について
ニキビにはいろいろな種類があり、白ニキビのほかにも、白ニキビが酸化して黒くなってしまった黒ニキビや、アクネ菌が増殖し炎症を起こした赤ニキビ、化膿して膿が溜まっている黄ニキビ・赤ニキビが重症化した紫ニキビ、クレーターとよばれる凸凹としたニキビ跡があります。
ニキビが化膿してしまったり悪化した状態には、オロナインの効果が期待できないのが現状です。
このようにオロナインの効果が得られないニキビの種類を知っておくと、「せっかくオロナインを購入したのに効果がなかった…」というトラブルを未然に防ぐことができるかもしれません。
◎白ニキビ、赤ニキビと相性抜群!
オロナインは、一般的に多く見られる白ニキビや赤ニキビとの相性が抜群です。
それは、オロナインの作用が白ニキビ・赤ニキビを殺菌し炎症を抑え、悪化を防いでくれるからです。
オロナインの効果はかなりマイルドではありますが、白ニキビや赤ニキビには適しているということになります。
◎乾燥が原因の白ニキビによく効く!
オロナイン自体は、普通肌・脂性肌(オイリー)・乾燥肌・敏感肌(センシティブ)のどの肌タイプにも使用できるよう製造されており、肌質問わず使用できる市販薬になっています。
そのなかで、白ニキビへの効果をより実感している人を調べてみた結果、オロナインは、乾燥肌やインナードライ、極度の乾燥肌の人が、特に白ニキビへの効果を実感していることがわかりました。
これは、白ニキビの原因となる乾燥からお肌を守る、保湿に優れた成分を豊富に含んでいるからです。
【ステロイド不使用】敏感肌の方でも安心して使えます!
副腎皮質ホルモン(ステロイド)を含有しておらず、防腐剤も使用していない製法なので敏感肌の白ニキビでお悩みの方でも安心して使うことができます。
◎口周りにできる大人ニキビにピッタリ!
保湿効果が圧倒的に高いため、肌の乾燥が原因の「口周りに白ニキビができる大人ニキビ」の方にピッタリな薬といえます。
口周りは皮膚が薄く乾燥しやすいこともあり、白ニキビができやすい部位になります。
特にニキビができやすい顎(あご)は、手や髪の毛先が触れやすく雑菌が付きやすく、肌刺激も一番受けやすい箇所と言えるでしょう。
オロナインに配合されている《クロルヘキシジングルコン酸塩液》は抗菌作用が強いため、顎ニキビができてしまった肌を清潔に保つことができます。
顎ニキビの雑菌の繁殖を抑え、白ニキビの治癒を早める効果が期待できるでしょう。
最大限の効果を発揮する☆オロナインの正しい使い方
オロナインは白ニキビに効果があるということがわかったところで、白ニキビ・赤ニキビへ最大限の効果を発揮するための、オロナインの正しい使い方をご紹介したいと思います!
正しい使い方をマスターすることで、お肌にできてしまった白ニキビを早急に改善することができます。
また、オロナインH軟膏は、化粧品ではなく医薬品に分類されている商品のため、用法・用量を守って適切に使用しなければならないことを理解しておきましょう
①洗顔した後の清潔な肌にオロナインを塗布する
まずメイクをクレンジングできれいに落とし、その後に丁寧な洗顔をしてあげることが最初のステップになります。
お肌が汚れたままの状態でオロナインを使用すると、雑菌が繁殖してしまい、白ニキビが悪化するリスクがあります。
オロナインを使用するときには、必ず洗顔後の清潔なお肌に使用するように注意しましょう。
②白ニキビや赤ニキビのある部分にだけすり込む
バスタイム時に洗顔料を使用し丁寧に洗顔した後は、白ニキビがない部分には普段通りのスキンケアを行ないます。
そして、白ニキビや赤ニキビがある部分にだけオロナインを軽く指ですり込むように塗っていきます。
グイグイとすり込むのではなく、やさしく馴染ませるように塗ることがポイントです。
③オロナインは就寝前に塗るのが効果的☆
オロナインの効果を存分に発揮するには、就寝前に塗るのが効果的です。
その理由は、白ニキビや傷などの肌の修復は寝ている間に行われるからです。
就寝前にオロナインを塗ることで、寝ている間に有効成分をしっかりと肌に浸透させ、肌の修復をサポートすることができます。
オロナインを塗るときは、塗りすぎにも要注意!
オロナインをたっぷりと白ニキビに塗ってしまうと、毛穴が塞がれた状態になってしまいます。
毛穴が塞がれた状態の場合、白ニキビの原因である「毛穴詰まり(コメド)」が解消できないため、白ニキビが悪化してしまう可能性もあります。
④広範囲の白ニキビには水溶きオロナインがオススメ☆
広範囲にプツプツと白ニキビができてしまった場合は、水溶きオロナインをオススメします!
水溶きオロナインの作り方も簡単で、オロナインに化粧水またはぬるま湯を加え、ゆるく乳液状にするだけでOKです。
水溶きオロナインは、オロナイン自体がゆるやかなテクスチャーになるため、肌への浸透力が格段にあがり、肌表面がベトベトするというストレスも軽減されます。
そのため、広範囲にオロナインを塗布したい場合に適しています。
【水溶きオロナインの使い方】
洗顔で汚れをしっかりと洗い流し、化粧水をハンドプレスで顔に浸透させたら、広範囲に拡がった白ニキビのある部分に少しづつ水溶きオロナインを伸ばしていきます。
白ニキビ全体をしっとりと潤すことによって、毛穴につまった皮脂を出しやすくすることはもちろん、オロナインを塗りすぎて毛穴を塞いでしまうということも未然に防ぐことができます。
水溶きオロナインを塗る場合は、その他に乳液や保湿クリームを使う必要はとくにありません。
また、水溶きオロナインを塗る際は、お風呂上りに使用することで角質が柔らかくなる効果があるので、白ニキビにより効果的です。
⑤オロナインの使用は1週間程度にとどめる
オロナインを白ニキビに塗布するときは、使用期間にも気を配ることがポイントです!目安としては1週間ぐらい。
オロナインには、ワセリンやグリセリン、オリーブ油などの保湿成分が多く含まれ、お肌への刺激や負担は少ないですが、長期連用ではこの抗菌作用がお肌の常在菌とよばれるスキンフローラを不安定にする要因にもなってしまいます。
そのため、オロナインの使用は1週間程度を目安に一度使用をやめ、常用せず白ニキビが増えはじめた時にだけ適切に使用するようにすることが大切です!
オロナインを使用し始めて1週間経過しても効果がみられない場合は、ニキビのタイプや肌質がオロナインに適していない可能性があります。
オロナインの使用を一旦中止し、病院やクリニックを受診して相談してみるとよいでしょう。
⑥オロナインと収れん化粧水の兼用
オロナインは油分が多い商品のため、白ニキビのケアに活用する時には、化粧水を変えてみるのも一つの方法です。
化粧水は、肌を引きしめる収れん作用のあるさっぱりとした使用感のものを使用、その上からオロナインを併用することで油分のバランスが安定し、気になる肌のベタつきを防ぐことができます。
乾燥肌の方が収れん化粧水を使用する際は、白ニキビが悪化してしまう可能性があるため、綿棒などで白ニキビの箇所のみに塗布するように工夫が必要です。
※危険※オロナインのこんな使い方に注意!
オロナインは万能であるため、さまざまな使い方をしている人を目にしますが、実際は白ニキビや乾燥肌に負担をかけてしまっているケースも少なくはありません。
知らないで続けていると取り返しのつかないことになる恐れもある、今すぐにやめた方がいい危険なオロナインの使い方を見ていくことにしましょう。
①毛穴パックにオロナインを使用する
オロナインを塗ってから毛穴パック(鼻パック)をするという方法は、毛穴に詰まった角栓(コメド)が一気にごっそりと取れることで話題を集めています。
いろいろな用途に活用できるオロナインですが、オロナインを毛穴パックに使用することは、いろいろなリスクが伴うことをご存知ですか?
もともとオロナインはニキビや肌荒れ、火傷などの症状に特化した製品として作られています。
オロナインは毛穴パックに活用するために作られた商品ではないため、安全性の確認が取れていないのが現状なのです。
オロナインを使用した毛穴ケアや毛穴パックでは、乳化させた角栓や角質が剥がれやすい状態になっているため、粘着力が強い毛穴パックのシートを併せて使用することで、お肌に必要な表皮細胞までをも剥がしとり、ダメージや刺激、炎症をもたらしてしまう危険性が高いのです。
②絆創膏パックをする
白ニキビがある部分にオロナインを塗って患部を絆創膏で保護する『絆創膏パック』をする場合は、絆創膏を貼る際に、白ニキビに直接貼り付かないよう、覆うようにフワッと貼るように心がけましょう。
しっかり貼ってしまうことで絆創膏の内部が蒸れ、毛穴に潜むアクネ菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、赤ニキビに発展させないようくれぐれも気をつけるようにしましょう。
絆創膏パックは、メリットよりもリスクのほうが高いため、オススメできる方法とは言えません。
白ニキビに効果的なオロナインの効能とは
外傷治療薬として長い歴史を持つオロナインは、白ニキビやさまざまな肌トラブルの症状にも対応できます。
ただ、お肌が汚れた状態のままで白ニキビにオロナインを塗ってしまうと、雑菌が繁殖して、白ニキビが赤く炎症を起こしてニキビ跡(赤み)になって残ってしまうリスクも…。
白ニキビにオロナインは効果的ですが、まずはお肌を清潔にしてから使用し、治らなかった場合は皮膚科や美容外科などの白ニキビを熟知した専門機関を受診し、オロナインの使用についての相談も一緒にしてみましょう。
皮膚科や美容外科の医師であれば、オロナインなどの医薬品にも詳しい知識を持っているため、白ニキビ改善のヒントを得られるかもしれません。
【白ニキビの発生を予防】乾燥を抑える効果
オロナインを手にとってみると重みのあるテクスチャーで、お肌へ塗るととてもしっとりした質感を感じることができます。
オロナインは、ニキビの初期段階である白ニキビの原因となってしまう乾燥を防ぎ、お肌に十分な水分と油分をバランス良く届けることができます。
このオロナインには、高い保湿作用を持つワセリンや、グリセリンが豊富に含まれています。
乾燥からお肌をしっかりと守り、新たな白ニキビを増やさないようサポートしてくれる効果があるのです。
テラコートリルなどの軟膏に比べるとマイルドな処方なので、デリケートな肌質で白ニキビに悩む方にも安心・安全な成分となっています。
副作用についても、報告例は全くと言っていいほどありませんので心配しなくても大丈夫そうです。
【白ニキビの悪化を予防】炎症を抑える効果
オロナインには、白ニキビが刺激を受け、炎症してしまうことを防ぐ効果も兼ね備えています。
オロナインには炎症を抑える成分であるクロルヘキシジングルコル酸塩液と硫酸AL/Kが配合されています。
クロルヘキシジングルコル酸塩液は、低水準消毒薬として炎症のある皮膚や傷口などの消毒にもよく使用され、オロナインを塗ることで抗菌作用が長時間持続するため、雑菌などの外的刺激物質から傷口が守られます。
硫酸AL/Kは、赤ニキビ(炎症ニキビ)のもとになる細菌の増殖を防ぎ、新しい皮膚を早めに生成するよう、大人ニキビにもしっかりアプローチします。
白ニキビの症状は、炎症を起こす前の皮脂が詰まった状態となっています。
そのため、これらの成分は白ニキビに直接的な効果を発揮するというより、「白ニキビをこれ以上悪化させない」、「白ニキビを赤ニキビ(炎症ニキビ)に発展させない」という点でとても優秀な市販薬ということになります。
【注意点】アクネ菌のエサになる可能性も…
オロナインに配合されている保湿成分のグリセリンやオリーブ油は、安全性が高く、お肌から水分が奪われることを防ぎ、白ニキビなどの肌荒れ部分を保護するはたらきを持っています。
ただ、グリセリンやオリーブ油は非常に油分が多く、赤ニキビ(炎症ニキビ)の原因となるアクネ菌のエサとなりうるということを頭に入れておきましょう。
このことをきちんと認識し、オロナインだけに頼ったスキンケアは避けて、オロナインを白ニキビのポイントケアという位置づけで使用するのがベストです!
▼オロナイン以外にもある白ニキビ対策
白ニキビに効く!【市販薬】オロナインH軟膏の成分
オロナインが白ニキビに効くことが判明したところで、オロナインH軟膏について、配合成分の特徴や効能などをわかりやすく説明していきます!
容器も二種類、ジャー型のビンに入った製品と、チューブ型の製品が販売されています。
皮膚疾患・外傷治療薬《オロナインH軟膏(第2類医薬品)内容》
【分量】
■チューブ入り:11g、50g
■瓶入り:30g、100g、250g
■メーカー:大塚製薬株式会社
■性状:白色の親水性軟膏
■有効成分(1g中):クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)
■添加物:ラウロマクロゴール、ポリソルベート80 、硫酸Al/K 、マクロゴール 、グリセリン 、オリブ油 、ステアリルアルコール 、サラシミツロウ 、ワセリン 、自己乳化型ステアリン酸グリセリル 、香料 、精製水
■効果効能:にきび、吹き出物、はたけ、火傷(軽度なもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、傷、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも
《オロナインH軟膏の優れた成分》
①クロルヘキシジングルコン酸塩液
オロナインの主成分となるクロルヘキシジングルコン酸塩液は、赤ニキビや白ニキビがあるお肌を消毒・殺菌しながら、お肌の傷んだ部分をいたわり、刺激から守ります。
②サラシミツロウ
皮膚科や美容皮膚科での肌治療にも処方されているサラシミツロウは、乾燥からお肌を守るため、白ニキビのできにくい肌質へと整える効果が期待できます。
③精製水
オロナインに配合されている精製水には、お肌への洗浄作用があります。
白ニキビに繁殖しやすいアクネ菌や、過剰な皮脂の分泌による毛穴のつまり、ホコリや花粉など、外的な刺激からお肌を守り、白ニキビの原因を落とすはたらきで、白ニキビの改善・予防へと導きます。
④自己乳化型ステアリン酸グリセリル
無添加処方のスキンケア商品に多く配合されている成分です。
白ニキビに繁殖するアクネ菌を分散するはたらきや、お肌への保湿力を高める乳化作用、うるおいを浸透させる効果があり、肌質をやわらかく整えてくれます。
参考:グリセリン脂肪酸エステル(香粧品、化粧品用途) | Kao Chemicals
オロナインは皮膚常在菌にも働きかけることができるんです!
この情報は意外と知られていない場合が多いのですが、皮膚にも常在菌、いわゆる善玉菌や悪玉菌が存在するのです。
オロナインは、《クロルヘキシジングルコン酸塩液》の配合で、お肌に存在している悪玉菌を殺菌し、白ニキビと乾燥肌を徐々に改善する効果も兼ね備えています。
皮膚を保護しながら悪玉菌を殺菌するため、乾燥肌で白ニキビに悩む方は、一度オロナインのパワーに期待してみてはいかがでしょうか♪
オロナインの効き目が変わる!白ニキビを素早く改善させるスキンケア
白ニキビの対策方法として、ただオロナインを塗っていれば治るかというと決してそういうわけではありません。
まず、白ニキビの原因「皮脂詰まり」を解消するためには、正しい洗顔としっかり保湿をおこなうことが重要になってきます。
では、どのようなスキンケアが、素早く白ニキビを改善させることができるのしょうか?
まちがった洗顔してませんか?
白ニキビを刺激するようなまちがった洗顔をしていると、いくらオロナインを塗って対策をとっても、なかなか白ニキビを改善することはできません。
白ニキビがある人がやりがちな間違った洗顔の代表例としては、毛穴に詰まったガンコな皮脂汚れを落とそうと、“ゴシゴシ”と力任せに洗顔をおこない白ニキビに摩擦をあたえてしまったり、過剰に分泌された皮脂が気になるからといって、一日に何回も洗って皮脂を落としすぎてしまうという事です。
このようなまちがった洗顔方法は、白ニキビが改善するどころか逆効果。肌が乾燥して、白ニキビのできやすい肌状態を作り出してしまうのです。
今日からすぐに洗顔方法を見直しましょう!
正しい洗顔方法としては、「1日2回、きめ細かい泡で毛穴の汚れをキレイに取り除く」たったこれだけで白ニキビを予防することができます。
1日2回、白ニキビに負担をかけない正しい洗顔をおこなうだけで、白ニキビができにくいスベスベ肌に生まれ変わることができるのですから、今日からすぐに洗顔方法を見直すようにしましょう。
ひょっとしたら、オロナインすら必要がなくなる人も出てくるかもしれません。
【白ニキビに負担をかけない洗顔の手順】
それでは、実際に白ニキビに負担をかけない洗顔の手順をご説明していきます!
①ホットタオルで毛穴を開かせる
洗顔をおこなう前に、毛穴の奥深くにまで詰まった皮脂や角質、汚れを徹底的に落とすことができるよう、ホットタオルを使って毛穴を開かせましょう。
水で濡らしたタオルを電子レンジで温める、またはお湯をたっぷりと染み込ませたタオルを絞るだけでホットタオルの完成です。
この手軽に作ることができるホットタオルを、洗顔前の顔に乗せて数分間、しっかりと毛穴を開かせるように蒸らします。
洗顔前に毛穴を開いておくことで、強い洗浄力や指の力がなくても、優しく毛穴の奥まで洗うことができるようになり、毛穴に詰まったガンコな皮脂をスルンと取り除く事ができます。
ホットタオルで顔を温めることによって老廃物や古い角質も滞ることなく落とすことができます。
②ぬるま湯で顔の表面についた汚れを流す
ホットタオルで毛穴が開いたら、今度はぬるま湯で肌の表面に付着している汚れや皮脂などを洗い流します。
洗顔前のぬるま湯予洗いの温度の目安は、熱いお湯ではなく32~35度のぬるま湯です。熱いお湯や、水では効果が低くなってしまうので注意しましょう。
予洗いをする際は、手の平を顔に近づけ、ぬるま湯の中に顔をつけるぐらいの感覚で行ないます。お湯を顔につけるだけで、こすったりしてはいけません。
③洗顔料をモコモコに泡立てる
洗顔料は泡立てて洗うという方法が鉄則で、その泡もしっかりときめ細かく泡立てることが重要になってきます。
洗顔は手の力ではなく泡で洗う事を意識し、モコモコとした濃密な泡を作るというイメージを持って洗顔料を泡立てるようにしましょう!
泡立てるポイントとしては、水が多すぎるとスカスカな大きい泡になってしまうので、ほんの少量だけ水を加えて、できる限りきめ細かい濃密な泡を作り、洗顔している途中でへたれないような泡をつくることを心がけましょう。
④きめ細かいモコモコな泡で洗顔する
きめ細かくモコモコとした泡ができあがったら、いよいよ洗顔していきます。
泡の弾力がまだしっかりとしているうちに小鼻の周り、おでこ、顎周りを指の腹を使って洗うようにします。
ゴシゴシとこすらず、優しくスルスルと指の腹でなでるようにソフトタッチで行いましょう。
次にその他の部分ですが、泡立てたきめ細やかな泡で洗うというイメージで指が肌に触れないように、泡で洗うような洗顔をしましょう。
このことを心がけるだけで、肌の乾燥がやわらぎ「白ニキビができにくくなった」と言う人が多いのが事実です。
⑤すすぎもぬるま湯で行う
きめ細やかな泡で毛穴の奥までしっかりと洗った後は、すすぎに入ります。
このすすぎという行程も非常に重要なポイントがありますから、正しいすすぎ方を覚えておきましょう。
すすぐ際のポイントとしては、ぬるま湯で行うこと、さらにすすぐ際には手が肌に触れることのないようにすすぐことです。
手でゴシゴシとこするようなすすぎは絶対にやめましょう。
また、洗顔料の成分が肌に残ってしまうと、新たな白ニキビの発生原因を作りだしてしまいます。
すすぎは徹底的に行い、すすぎ残しやすすぎもれによる白ニキビができないように注意してください。
⑤清潔なタオルで水分を取る
しっかりとすすいだ後は、摩擦を与えないように清潔なタオルで水分を吸い取ります。
肌にタオルを乗せ、タオルの上からやさしく押す様な感覚で水分を取りましょう。
絶対にゴシゴシとこすって拭いてはいけません。
肌が乾燥していませんか?
正しい洗顔をおこなって白ニキビの原因となる毛穴の汚れを除去したとしても、洗顔後の保湿を充分におこなわないと、肌はうるおい不足と判断して過剰な皮脂分泌をおこします。
また、乾燥した肌は古い角質が溜まりやすく、肌表面がゴワゴワと硬くなり皮脂が詰まりやすい状況を招き、白ニキビができやすい肌環境を作り出してしまいます。
水分と油分のバランスが肝心!白ニキビに適した保湿をしましょう
保湿はおこなっているのに肌が乾燥しているように感じる人は、水分量と油分量のバランスが崩れてしまっている可能性があります。
湿度が低く空気が乾燥していたり、加齢によっても表皮がむけて水分が蒸発してしまいます。角質層にしっかりと水分を補給し、その水分を保持することで水分と油分のバランスを保つことができます。
また、アルコール成分が入った化粧水は揮発する際に肌の水分を奪ってしまうため、白ニキビができやすい人は避けたほうがいいでしょう。
【白ニキビのできやすい乾燥した肌にうるおいを与える保湿方法】
それでは実際に、どのような方法で保湿をすれば角質層にしっかりと水分を与えることができるのか解説していきます。
①化粧水を手のひらで軽く温める
手のひらに化粧水を適量だしたら、両手を合わせるようにして化粧水を軽く温めます。
化粧水を冷やして使う方もいますが、人肌に温めたほうが角質層の奥深くに浸透しやすくなるため、白ニキビのできやすい乾燥肌の人に適した方法になります。
②手のひらでやさしく化粧水を押し込む
顔全体に、手のひらを使ってやさしく化粧水を押し込んでいきます。
パチパチと顔を叩くように化粧水を付けている人、コットンで化粧水をつけている人は、白ニキビに負担がかかってしまうのでやめるようにしましょう。
③乾燥が気になる部分に化粧水を重ね付けする
口周りや目元など、乾燥が気になる部分に化粧水を重ね付けしていきます。
②と同様にやさしく手のひらで化粧水を押し込んでいきます。
④ハンドプレスで化粧水を浸透させる
手のひらで顔を包み込むようにして、ゆっくり10秒ほどハンドプレスします。
白ニキビができやすい場所は水分が不足している箇所になりますので、角質層に水分を浸透させるようなイメージで丁寧にハンドプレスしましょう。
⑤化粧水が十分に行き渡ったか確認する
手のひらや手の甲で顔を触って、化粧水がなじんでいるか確認します。
肌がピタッと吸い付くような感覚があれば、化粧水が十分に行き渡っている証拠です。
⑥乳液やクリームで化粧水の蒸発を防ぐ
化粧水がしっかりと馴染んだあとで、乳液かクリームを使って化粧水が蒸発しないようにフタをします。
白ニキビのできやすい乾燥肌の人には、浸透力が高い軽めのテクスチャーのクリームがオススメです。
まとめ
意外と知られていない「オロナインを使用する際に気をつけるべきポイント」や、「白ニキビに効果的な使い方」をご紹介しました。
オロナインは、白ニキビへのアプローチ自体はマイルドなものの、結論としては「白ニキビの予防・改善」に効果があることがわかりました。
今までオロナインで白ニキビへの効果が感じられなかった人も、オロナインの特徴と自身の肌状態が適しているのか、是非チェックしてみてください。
「白ニキビの薬といえばオロナイン!」そんな認識が定番の今、オロナインを効果的に使用し、白ニキビのない健やかな素肌を取り戻しましょう!
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