年齢を重ねるとともに、白髪が増えてしまうことは自然な現象であるものの、やっぱり気になる髪トラブルですよね。
ここでは、白髪が増え始め、老けた印象を気にしているアラフォー女性のために、自宅でできるおしゃれ染めの方法やメリットをご紹介♪
白髪をブラック一辺倒ではなく、明るくファッショナブルな色でホームカラーをしたいと思っているアラフォー女性のみなさんは、ぜひ参考にしてくださいね♪
白髪はおしゃれ染めでは染まらない
意外と知られていないのですが、白髪は白髪用のヘアカラー商品でないと染まらない特徴を持っています。
おしゃれ染めは、もともと黒髪を明るくするために特化されて製法された商品。
黒髪と白髪には、色の入り方が違うため、白髪にはおしゃれ染めは向かないことが明らかになっています。
使用しても、グリーンや金髪のような不自然な髪色へと変わってしまうことがあることを知り、白髪でも染められる商品を選ぶようにしましょう。
白髪染めとおしゃれ染めの違い
では、白髪染めとおしゃれ染めって、どんな違いがあるのでしょうか?
このふたつのヘアカラーの種類と特徴を知っておくと、白髪がおしゃれ染めでは染まらないことを納得できるのではないでしょうか?
さっそく、詳細をチェックしていきましょう。
白髪染めとおしゃれ染めの大きな違いは、髪に色をつけるときに作用する薬の成分に違いがあります。
白髪染めには、髪に色をつける成分として、アル銀酸Naやステアリン酸グリセリルが使用され、髪を刺激から守るバリアのような役割があり、さらには、乾燥を防ぐ高い保湿効果を持っています。
髪の中で結合しながらカラーが抜け出ないよう、製法されています。
オシャレ染めの髪に色をつける成分には、酸化染料とアルカリ剤などがあり、髪の表面を覆っているキューティクルを開き、髪の内部に色を染み込ませる役割を持っています。
3ヶ月程度で髪から色が抜けてしまう性質を持っています。
白髪とブリーチした毛の違い
ここでは、白髪とおしゃれ染めを使ってブリーチをした髪の違いをわかりやすくご紹介していきます。
白髪は、自然な毛が老化現象により白くなってしまった髪です。
触ってみると、髪は固めで適度にハリとコシがあり、髪質が細めのため、シャンプーをしても毛髪がからまないという性質を持っています。
ブリーチをした髪は、どちらかというとゴワゴワとした感触で、硬めではないものの毛髪が切れやすかったり、シャンプー時にからんでしまいやすい性質があります。
髪内部の構造にも違いがあり、白髪は老化によってメラニン色素が抜けているものの、自然で丈夫な毛質です。
ブリーチをした髪は、強い薬剤によって髪質が弱くなっていたり、傷みやすいという構造の違いがあります。
黒髪を明るめに染めれば、白髪を目立たなくすることはできる
黒髪であり、白髪の割合が少ない場合は、明るめのヘアカラーにチェンジすると、今ある白髪を目立たせなくさせることができます。
今ではいろいろなヘアカラー商品がラインナップされていますが、黒髪にある白髪を目立たせないカラーは、グリーン系やアッシュ系です。
ブラウン系よりも少し明るいこれらのカラーは、白髪の白さをごまかせることができるカラーとなっています。
白髪染めでも明るく染められる!
おしゃれ染めでは白髪が染まらない…。その情報にガッカリする必要はありません!
ここからは、白髪染めでもヘアカラーを明るく変えていけることができるのです♪
なるべく流行やトレンドを意識したカラーに仕上げたい方は、白髪染めでも明るい髪色へと変えていけることを知ってくださいね!
白髪染めは黒髪も染められる
みなさんの白髪染めのイメージって、白髪のみが染められて、黒髪は色がつかない、と思っていることが多数なのではないでしょうか?
白髪染めは、黒髪も自然で明るい色に染めることができ、使っている薬品の特徴から、黒髪でも明るい色へ変え、白髪との色合いのバランスをとってくれるメリットがあります。
このような特徴から、おしゃれ染めよりも魅力のポイントがたくさんあり、黒髪に白髪がチラホラと混ざっている場合は、白髪染めをチョイスして、自身のお好きな髪色に変えていくことがベストな方法と言えます。
おすすめカラー
ここでは、白髪をキレイに染め、黒髪も明るく整えてくれる、オススメのカラーをご紹介していきます。
ピッタリのカラーを知って、理想的なヘアカラーを叶えていきましょう。
白髪をしっかり隠したい人は暗めのカラー
白髪を目立たなくさせるだけではなく、しっかりと隠したい場合には、暗めのカラーで、ダークブラウンなどがオススメです。
ダークブラウンなら、明るい髪が基本的にNGなお仕事に就いている方でも自然な髪色へと仕上げ、暗さが白髪の目立ちをカバーしてくれるメリットがあります。
オリーブブラウンも、オススメの暗めカラー。深いグリーン系の髪色へと仕上げるオリーブブラウンは、上品な印象を与えるオススメのカラーです。
白髪を染めるために、あまりにも明るい色を使ってしまうと、白髪がしっかりと染まっていることを実感できなくなる場合もあるため、ヘアカラーの選択は慎重に行いましょう。
明るめにしたい人はアッシュ系かグリーン系
人気のアッシュ系
アッシュ系のカラーは、少し灰色がかったくすみカラーのことを言い、茶色系のアッシュブラウンに染めると、浮いた感じもなく、自然な髪色にすることができます。
アッシュ系のカラーには、メラニン色素の色味を抑えてくれる性質があり、一般的に販売されている白髪染めにもアッシュ系の商品が豊富にラインナップされています。
ちょっぴり外国人風の髪色に仕上がるアッシュカラーは、ショートやボブ、ロングなどどんなヘアスタイルにもマッチするヘアカラーとなっています。
白髪も黒髪も、バランスを保ちながらしっかりとキレイに染めてくれるため、白髪に悩んでいる方の多くは、アッシュ系のカラーをチョイスすることが多いようです。
納得のグリーン系
グリーン系のヘアカラーは、派手な印象になってしまう髪色の赤みを抑えてくれるメリットがあります。
お肌の赤みを消すためのコントロールカラーでも、グリーン系が多く活用されているため、納得のカラーですね♪
グリーン系の白髪染めでは、髪の色が落ちて来てしまっても、髪の色に馴染みやすいことからまだらになったり、不自然な色合いになってしまう心配もありません。
白髪を目立たなくさせるには、特に明るいカラーのほうが退色しても目立たないメリットがあります。
ヘアカラー以外の染め方
ここでは、白髪をヘアカラー以外で染める時、知っておきたいポイントをご紹介していきます。
ヘアカラー以外で白髪を染めることは、いずれも黒髪に色味をつけるのは難しく、これのみで明るめに染めることはできないことも現状。
黒髪の中にある、白髪の割合によっては、染め上がりの明るさに差が出ることもあり、白髪が多い人ほどより明るめに染まってしまうことがあります。
白髪にヘアカラーをし、その髪の上から行う場合は、違う色がでることもあるので注意事項として知っておきましょう♪
カラートリートメント
ヘアカラー以外の染め方では、今ではラインナップも充実しているカラートリートメントがあります。
カラートリートメントの性質は、シャンプー後に使用するトリートメントのようなアイテムで髪に色を付けることができる特徴があります。
白髪用のカラートリートメントの主なカラーは、明るい髪色へと仕上げるライトブラウン、自然で暗さのないダークブラウン、もともとのキレイな黒髪を演出できるブラックなどがあります。
カラー用では、一度ブリーチをして髪の色を抜いてから出ないと、色味がキレイにつかないこともあるため、注意ポイントとして知っておきましょう。
ヘアマニュキュア
続いてご紹介するヘアマニキュアは、髪の表面だけに色を付けることで、髪や頭皮への刺激や負担が少ないことが特徴です。
ツルツルとした質感の仕上がりが主な性質で、ミセスの女性にも多く愛用されています。
主なカラーは、ブラックやブラウン系ですが、商品によってはヴィヴィットなカラーも展開されています。
ヘナカラー
ヘナカラーとは、自然派の成分であるヘナを主原料とした白髪染めとなっています。
髪や頭皮ににやさしい性質のため、継続して使うと、ハリやコシのある美髪へと導きます。
白髪へはきちんと色がつくものの、数日程度、色落ちが続くこともあるよう。
主なカラーは、明るいオレンジ系のブラウンからディープなブラウンと豊富な展開があります。
へナを使うと、黒髪にはパッと見黒いままに見えますが、光線の加減によって暗めの赤色を確認することができます。
美容院で染めるメリット
つづいては、白髪を美容院で染めることのメリットについてご紹介していきます。
セルフで染めることに不安がある方も、美容院で染めるメリットをぜひ参考にしてくださいね♪
両方を調合して染められる
美容院で白髪を染めると、セルフにありがちなまだらやムラになってしまうことがなく、白髪と黒髪を調合しながら、プロの手によってキレイに染めてもらうことができます。
ハイライトやウィービングにも対応
今では、流行のヘアカラーであるウィービングやハイライトは、すべての髪を染めないという特徴があります。
コームにて、髪を細い束状にすくい、アルミホイルの上に分けとったら、その部分だけを明るく染め、白髪をカバーする方法で、セルフでは難しいものの、美容院では気軽に対応してくれます。
まとめ
いかがでしたか?白髪染めでも、今ではおしゃれ染めと同じくらい、明るい色がラインナップされていることがわかりました。
そのため、白髪があっても、理想の明るい髪色へと変えていくことができそうですね♪
年齢に負けない美髪へと導くため、もう一度、白髪染めの特徴や自身に合った種類の染め方を復習してみましょう!
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吉川みさと
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