白髪の割合が増えるにつれ、白髪染めをやめて、自然な染めない髪色のまま過ごすことを検討し始める場合も多いのではないでしょうか?
今では白髪というよりも、銀髪というイメージで、オシャレなヘアスタイルを楽しむシニア女性も増えており、中にはアラフィフ女性も。
銀髪が似合う魅力的な女性になるために、白髪染めをやめるべきタイミング、とっても気になるポイントなのではないでしょうか?
ここで、グレイヘア、シルバーヘアが似合う女性を目指して、ときに髪や頭皮に負担やダメージを与えてしまう白髪染めをやめるべきタイミングと、染めない髪へスムーズに移行する方法を徹底リサーチしていきたいと思います。
白髪染めをやめるタイミングは?
白髪染めをやめるタイミングに、何歳ごろという正解はありません。
白髪が生えている量に関しては個人差があり、白髪を染めない選択をするタイミングも人それぞれ。
どうしても白髪が気になるのであれば、もちろん染め続けることも自由で、アッシュなど豊富なカラーバリエーションの白髪染めが発売されている昨今、実際に染め続ける人も以前より増えました。
銀髪でも気にならず、染めない髪を受け止める気持ちに変化したときや、周りに素敵なグレーヘアーの人がいたりするなどのきっかけがあったときが、白髪を染めない決断をする最適なタイミングと言えるのではないでしょうか?
白髪の割合が8~9割になったら染めない?!
白髪染めをやめる適切なタイミングとしては、髪に白髪が生えている割合が8~9割のときがお勧めです。
この理由は、これだけ白髪が増えてしまっていると、白髪染めを使う回数が増え、コストや手間がかかることが多くなることもあるからです。
また、白髪染めは、使う頻度が多くなるほど、頭皮や髪に負担を与え、枝毛やパサつきがひどくなってしまったり、抜け毛から薄毛へとトラブルが進行して髪のボリュームをなくしてしまうのです。
白髪が多くなって、染めなければならないほどに見た目がおかしく感じない場合は、白髪が8~9割の分量の際に白髪染めをやめることが適切なタイミングとも言えます。
50代後半で白髪染めをやめる人が多い
ここでは、インターネットや美容雑誌、ヘアサロンにて、白髪を染めない年齢についてリサーチをしてみました。
すると、個人差はあるものの、白髪が8~9割方に増えていく50代後半から60代という年齢が多いことがわかり、この年代の人は、あえて自然な白髪=銀髪のヘアスタイルを楽しんでいるようです。
アメリカやヨーロッパの女性たちの間では、ナチュラルな美をありのままに演出するため、白髪が増えてきたときに染めないで新たな髪色を楽しむ人も多いようです。
参考:なぜ白髪染めをやめる人が増えているのか | プレジデントオンライン
つい途中で白髪染め…染めない髪への移行は簡単な方法がおすすめ
今まで白髪染めで黒髪をキープしてきたみなさんであれば、いきなりグレイカラーをやめて、全く白髪を染めないのは勇気が要ることでしょう。
スムーズに染めない髪へ移行するポイントは、ズバリ、根元や生え際、分け目の白髪を、現在の髪色より明るく染めることです。
白髪と黒髪のアンバランスなプリン状態を我慢できずに、ついつい途中で白髪染めをしてしまうことも多いのですが、一気に全体ではなく、少しづつ徐々に明るいトーンに白髪を染めていくことによって、メインカラーが少しづつカラーチェンジしていくので、違和感を感じることなく染めない白髪だけの髪に理想の色が移行できます。
グラデーションならストレスも少なく、美容院はもちろん、自宅でも手軽でカンタンにセルフカラーができるので、染めない髪へ移行中も髪色を楽しむことができるでしょう。具体的な方法をご紹介しますね。
ヘアマニキュアで根元を明るく染める
豊富なカラー展開があるヘアマニキュアは酸性カラーとも呼ばれ、各メーカーから販売されています。
ヘアマニキュアであれば、好きなカラーをチョイスでき、根元だけを明るく染めることで白髪と調和し、髪色全体をキレイに整えることができるでしょう。色持ちは3週間程度です。
ヘアカラートリートメントで根元を明るく染める
ヘアカラートリートメントは、毎日のシャンプーの前後に使う商品で、髪にやさしく、何度かの使用で髪色をキレイに整えるタイプの白髪染めです。
週に2、3回程度の使用でも効果が実感できたり、ヘアマニキュアよりも髪や頭皮に負担をかけず、いたわりながらの白髪染めが可能となっています。
ヘアカラートリートメントは、同じ商品であっても数種類のカラー展開があるため、ブラックからライトブラウンといった、徐々に明るい色に切り替えていくことによって、白髪を染めて目立たなくしながら、染めない髪へ移行していくことができます。
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光で染まる白髪染めで根元を明るく染める
光で染まる白髪染めで根元を明るく整えると、白髪が目立たなくなり、髪に自然なツヤも生まれます。
ただ、一般的な白髪染めや、60代女性に多く見られる髪型であるパーマをかけてしまうと、髪色が不自然な緑色になってしまうことがあります。
そのため、途中で絶対に白髪染めをしたり、パーマや縮毛矯正をかけないことが必須の条件であることを知っておきましょう。
このポイントを忘れずに守っておくと、スムーズに白髪が染まり、使いやすさも同時に感じることができます。
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美容院で根元だけ明るいカラーで染める
セルフでの白髪染めに慣れない女性はまだまだ多いのではないでしょうか?
経済的にも時間的にも余裕のある60代女性の場合は、ヘアサロンでのヘアカラーもオススメです。
美容師さんに根元だけに少しずつ薄い色にカラーリングしてもらう方法であれば、時間もかからないで済みます。
ただ、美容院に通い続ける手間や時間の捻出と、カラー剤によって髪に傷みが残ってしまうこともあるのがデメリットでもあります。
最近では数は少ないものの、ダメージレスの弱酸性カラーで染められる美容室もあります。弱酸性ヘアカラーは脱色をせず染めるため色の幅は狭いものの、髪の傷みを抑えられるのが特徴です。
染めない髪になるまでの期間は?
白髪染めをやめる場合、どのくらいの期間で白髪を染めない自然な状態になるのか気になりますよね。
髪の量や質などで個人差はありますが、半年の期間を見れば、白髪だけのショートヘアが完成することが予想されます。
毛先をこまめにカットすることによって、その分早く、染めない髪へ移行することができます。
染めない髪をきれいに魅せて楽しむには
ここからは、アメリカやヨーロッパなどの女性が染めない髪を楽しむように、わたしたちアジア人も同じように染めない髪を楽しむためのノウハウをお伝えしていきます。
髪の手入れを欠かさずに清潔感を出すことによって、グレイヘアの魅力は倍増します。
ヘアマニキュアで薄く紫を入れて真っ白にする
市販のヘアマニキュアを購入し、薄くムラサキのカラーを入れて真っ白な髪色にすると、ツヤが表れ、日本人女性のきれいな染めない銀髪を演出できます。
ただ、ムラサキのカラーを入れすぎてしまうと、本当のパープルヘアそのものになってしまうので、量の調整をきちんと行うことがポイントです。
トリートメントで髪に潤いを与える
白髪は、黒髪よりもパサパサしてしまう性質を持っています。
そのため、白髪染めを使用しなくなったとしても、毎日のシャンプーやトリートメント、洗い流さないトリートメントやヘアオイルなどでのヘアケアは必須のポイントになります。
このヘアケアを習慣にすることで、ツヤも表れ、白髪でもパサパサした感じがなくなってスタイリングしやすくなるでしょう。
髪質や白髪、ボリューム不足などが気になっているけど、毎日忙しくてしっかりケアする時間がないと悩んでいる方は、今使っているヘアケア商品の中でも頭皮に影響のあるシャンプーから見直してはいかがでしょうか。
弱酸性のアミノ酸系洗浄成分のシャンプーなら、頭皮に張りついた汚れをスッキリ洗い落とし、使い続けることで頭皮環境も整えてくれます。
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染めない髪におすすめのヘアスタイル2選
ここでは、白髪を染めない髪になったみなさんに是非挑戦してほしい、銀髪を生かしたヘアスタイル2選をご紹介!
銀髪がより魅力的に見えるヘアアレンジの方法を知れば、もう、白髪を染めない髪にデメリットは感じませんよね♪
ハーフアップ
人気歌手の高橋真梨子さんも、染めない銀髪のヘアスタイルを魅力的に演出しているひとり。
パールやビジューなどのヘアアクセサリーを使って、ハーフアップにすると、それだけでも上品で白髪がキレイに見えるヘアスタイルへと変身します。
ショートボブ
60代女性に人気なのは、ボブスタイルの中でも長さがほどよくあるショートボブ。
耳にかかる程度の長さのショートボブであれば、シンプルなカチューシャをつけるだけでまとまりのある染めないヘアスタイルになります。
ちょっぴり印象を変えたいときには、毛先だけをゆるめにカールしたり、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーで銀髪ヘアを豪華にイメージチェンジしてみましょう。
まとめ
白髪染めをやめるタイミング、参考にしていただけましたか?
パリマダムだけではなく、日本でも女優の草笛光子さんや中尾ミエさんはじめ、白髪をあえて染めないでにいろんなヘアスタイルやアレンジを楽しんでいるグレイヘア女性が増えており、女性誌でも特集が組まれています。
染めていた頃とは違う色の服が似合うようになるなど、新しいメイクやファッションの可能性も広がります。
今までは、白髪=老けた印象、オバサンというネガティブなイメージを持っていたみなさんも、白髪が似合うノウハウを身につけることで、染めないグレイヘアスタイルの毎日がもっともっと充実していくのではないでしょうか♪
もう、白髪を染めないでもいいかなと思ったら、是非、今回ご紹介したノウハウを実践してみてください。
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吉川みさと
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