白髪改善のカギは2つの女性ホルモン!始めよう髪のアンチエイジング

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年齢を重ねるとホルモンバランスが乱れるようになり、体にさまざまな症状が出現するようになります。

特に女性は毎月の生理や妊娠出産などホルモンバランスが乱れる時期が多く、そのせいでさまざまな体のトラブルや悩みが出てくるものです。

ホルモンバランスの乱れは体への自覚症状だけでなく、白髪の原因にも深く関係しています。

そこでホルモンの分泌量やバランスが崩れている、そのせいで体の症状や白髪があるという自覚がある人は、ホルモンバランスを整えるように気をつけて生活をしてみましょう。

白髪が増える原因となる2つの女性ホルモンを整える対策をすることで、髪のアンチエイジングをすることができます。

そもそも、ホルモンって?

そもそもホルモンとはどのような物質かというと、生命維持から健康的な生活を送るうえで必要不可欠となる物質です。

体内で作られるホルモンがあるからこそ、日常生活を滞りなく送っていくことができるという非常に重要な役割を持っています。

体内で作られるホルモンの数は100種類以上あり、すべてが体に必要な物質となります。

ホルモンバランスって何?

私たち人間の体は、全身に巡らされる血管に血液が流れ、その血液から細胞が必要なものを取りだすことで生命や活動などを維持しています。

細胞はホルモンの働きかけや作用がないと、血液から必要な物質を取りだすという働きを行うことが出来ません。

ホルモンが分泌されているからこそ、細胞は正常な活動をしたり、その活動を維持することができるということになります。

ホルモンバランスはそのホルモンの分泌量や分泌時期、分泌場所などがしっかりと機能しているということになり、このバランスが崩れるとさまざまな部分に機能不全や支障が生じるようになってしまいます。

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ホルモンバランスが乱れるのはどんな時?

ホルモンバランスの乱れは単に加齢によるものだけではありません。無理なダイエットにより体の栄養状態が悪くなる、過労やストレスによって脳からのホルモン分泌指令が上手くいかなくなることで起こります。

その他にも体の冷え、睡眠不足などもホルモンバランスが乱れる要因として挙げられます。

産前・産後

白髪が生えるほどに女性ホルモンバランスが大きく変わるのが、産前・産後。

ただし、これは一時的なものであることが多いようです。

更年期

白髪が急に増える年齢が、更年期前後です。閉経に向けて月経期の変化がみられます。

女性ホルモンが急激に減少することによって、自律神経が乱れ、めまいやほてりなどの更年期症状に悩まされる人が数多くいます。

女性の社会進出が進んだ現在、若い女性の中にも同様の症状を抱える人がみられ、若年性更年期障害といわれています。

無理なダイエット

無理なダイエットによる栄養不足は卵巣機能を低下させ、女性ホルモンの分泌を妨げてしまいます。

脱毛でホルモンバランスが乱れるって本当?

脱毛サロンや脱毛クリニックでの脱毛が主流となっている昨今、このような噂を耳にした人もいるかも知れません。

特にレーザー脱毛による永久脱毛は刺激も強いため、そう言われると不安になりますが、科学的根拠はありません。

それよりも、仕事で忙しい女性の中には生活習慣の乱れから女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの分泌が増えることによって、髭が生えてきたり体毛が濃くなることがあるため、思い当たる場合は生活改善に努めるのがよいでしょう。

白髪の原因となるホルモンは2種類

体内で作りだされているホルモンのうち、頭髪やアンダーヘアの白髪などの髪に影響があるのが成長ホルモンと女性ホルモンの2つ。

このバランスが乱れることによって、メラノサイトでメラニン色素が作られず、白いまま生えてきてしまった髪の毛がいわゆる白髪です。

どちらも加齢とともに分泌量が減少するため、老化によって白髪が生える原因となっています。

成長ホルモン

成長ホルモンは、ホルモンの中でも特に人間の体において非常に重要な働きをするホルモンの一つです。

髪の毛や白髪にも深く関係しているほか、体のさまざまな器官や細胞のアンチエイジング効果において、最も効果が期待できるホルモンといえるでしょう。

成長ホルモンとは

成長ホルモンの働きや役割ですが、成長ホルモンは主に視床下部の脳下垂体を中心とし、その他のさまざまな器官でも分泌されるホルモンで、一般的に広く知られている子どもの身長だけではなく、髪や肌にツヤを与え、健康に保つ役割もあります。

191個のアミノ酸から構成されていて、組織の成長という重要な役割のほかにも、代謝をコントロールするうえで非常に大きな働きを担っているホルモンでもあります。

組織の成長を促す役割としての成長ホルモンは、骨や髪の毛、その他の器官などの成長、修復に大きく関与しています。

代謝をコントロールする役割としては、脂肪細胞が燃焼しやすくする働き、細胞同士が結合し強化するように働きかけるなどの働きをしています。

体の細胞を活性化させ、恒常性を維持するうえで重要な働きをしているのが成長ホルモンということになるのです。

そして注意すべきなのは、成長ホルモンは、睡眠の深さに応じてその分泌量が決まるという点です。

睡眠中に特に多く分泌されるので、深い睡眠をしっかりととること、良質な睡眠を十分な時間確保することが最も重要になるでしょう。

さらに、成長ホルモンは分泌のピークが13歳~17歳になります。

このピークの年齢に達する前にしっかりと分泌できる体の環境を整えておく、そしてピークを迎えたときに脳下垂体や各器官から分泌される成長ホルモンがしっかりと分泌できるような機能を維持していることができるとベストです。

だからといってピークを越えたら成長ホルモンを全く気にすることなく生活していっても良いのかというと、これはまた話は別です。

実は成長ホルモンというのは、生きている限り分泌量が減少したとしても分泌されるホルモンです。

若々しさ、美しさを維持したいのであれば、分泌量が増えるよう努力をする必要があります。

参考:成長ホルモン – Wikipedia

成長ホルモンの分泌を増やすには

ではそんな大切な役割を担っている成長ホルモン、いったいその分泌量を増加させるためにはどうしたらよいのでしょうか。

ここからは成長ホルモンの分泌を増やすためにしたい事、減ってしまう成長ホルモンの分泌量をしっかりと確保するためにはどうしたらよいのかについてみていきましょう。

質の高い睡眠

まずは睡眠中に分泌されることが多い成長ホルモンは、充実した質の高い睡眠を確保することが最重要課題といえるでしょう。

特に夜の睡眠後30分くらいでおとずれるノンレム睡眠中に分泌量が多いことがわかっています。

眠りが深いほど成長ホルモンの分泌量が増え、逆に浅い眠りだと分泌量は減ってしまいます。

成長ホルモンがしっかりと分泌されるようにするために、夜10時頃までには就寝し、その後6時間~8時間くらいの睡眠時間が確保できるようにしましょう。

寝る前にやってしまうと良質な睡眠が取れない例が、ブルーライトを見続けるということです。ブルーライトは脳が覚醒して睡眠不足を招き、夜に光を浴びることによって体内時計もズレやすいので寝る前のスマホなどは控えるほうが良いでしょう。

タンパク質でアミノ酸を摂る

成長ホルモンを構成しているアミノ酸は、食事で摂取したタンパク質を原料にして作り出されます。

つまり食べ物で成長ホルモンを増やそうと考えたら、良質なタンパク質を豊富に摂取することが重要なのです。

特に食材の中に含まれているタンパク質の中でも、アルギニンというアミノ酸を含むタンパク質には、成長ホルモンの分泌を爆発的に増やすことができるというものがあります。

《アルギニンを多く含む食材》

アルギニンは特に大豆やエビ、レーズン、ナッツ、ゴマなどに含まれているタンパク質に多く入っているアミノ酸で、成長ホルモンの分泌を大きく促してくれる働きがあります。

その他にも筋肉増強、疲労回復、血流改善等の効果も期待することができます。

アルギニンはある程度体内でも合成することができますが、成長期や成長ホルモンの分泌が低下してしまう時期には大幅に量が不足するので食べ物から補うようにすると良いでしょう。

その他にも、成長ホルモンの分泌を促すために肉、魚、卵、乳製品などさまざまなタンパク質をバランスよくまんべんなく食べるようにしましょう。

参考:アルギニン – Wikipedia

加圧トレーニング

一日のうちで最も成長ホルモンの分泌が多くなるのが睡眠中ですが、日中も成長ホルモンの分泌を促すことができる方法があります。

それは運動することで、特に加圧トレーニングが効果的です。

運動や肉体疲労など、加圧トレーニングで体が疲弊すると、それはストレスとして脳に伝達されます。

脳は疲弊し傷ついた細胞や体を修復しようと、さまざまなホルモンを分泌させますが、その中にも体の修復を促す成長ホルモンもあるのです。

筋肉に強い負荷がかかる加圧トレーニングは、脳に成長ホルモンを分泌するように促すことができるというわけです。

断食

胃から分泌されるペプチドホルモンの一つに、グレリンというホルモンがあります。

このグレリンというホルモンは、空腹時に分泌され食欲を増進させるとともに、成長ホルモンの分泌を促すという役割もあります。

空腹、つまり血糖値が低下したときにしか分泌されないという特徴があることから、見方を変えれば胃をカラにすることで成長ホルモンの分泌を促すことができるということになるのです。

そこでグレリンを分泌させるために良いのが断食です。

断食して一定期間胃に全く食べ物が入ってこないという状況は、グレリンが効率よく分泌されるような環境を作りだしているということになります。

参考:グレリン – Wikipedia

女性ホルモン

実は女性ホルモンは8種類ありますが、よく耳にしたり目にする女性ホルモンといえばエストロゲンとプロゲステロン、すなわち卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つではないでしょうか。

この2つの女性ホルモンは、女性であれば一度は耳にしたことがあるでしょう。

髪に影響をもたらすのは「エストロゲン」

これらの女性ホルモンの中でも、特に髪の毛に対して深い関係性があるのがエストロゲンです。

卵胞を育て排卵を促す役割があり、美のホルモンと呼ばれることもあるほど、女性にとっては非常に重要なホルモンで、女性らしい体つきや、髪のつややハリ、バストや腰周りの適度な皮下脂肪などを作りだしているのもこのエストロゲンです。

また精神を落ち着かせる働きもあるため、エストロゲンが多く分泌されている時期は穏やかに過ごすことができるという女性がほとんどです。

エストロゲンの分泌ピークは生理の開始直後~排卵日ころで、このころは肌の調子や体調、髪の毛の状態や頭皮も非常に健康的で美しくなります。

美しい女性的な外見や精神の安定だけでなく、白髪予防、抜け毛や薄毛を予防する効果があり、アンチエイジング効果に非常に優れた女性ホルモンです。

しかしエストロゲンは月経周期によって、分泌が増えたり減ったりするという不安定な面があるという難点もあります。

参考:エストロゲン – Wikipedia

女性ホルモンが特に減りやすい時期

このように体の維持や女性らしさ、白髪予防において非常に重要な役割がある女性ホルモンですが、女性だからが故に特に減りやすい時期というものがあります。

まず最初に女性ホルモンの分泌量が減るという時期が、出産後です。

妊娠中は女性ホルモンの分泌量やバランスが平常時と大幅に異なるため、出産した後でもそのバランスを取り戻すためにはかなりの時間を要するといっても良いでしょう。

また、すぐに次の妊娠をしないという体の働きも加わり、女性らしさや排卵を促進するエストロゲンは少なくなります。

そのため、この時期は抜け毛や思わぬ白髪の出現にびっくりしてしまうという女性も多くなります。

さらに、更年期に差し掛かり閉経するような時期にも女性ホルモンの分泌量がぐっと減少してしまいます。

出産する必要が無くなって、女性ホルモンの分泌の必要性がなくなることで閉経してしまうからです。

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ホルモンバランスを整えよう

白髪を予防し、若々しく女性らしい見た目を維持したいのであれば、このホルモンバランスが崩れないように、ホルモンバランスの調整が必要になります。

ここから先は、白髪にも影響を与えるホルモンバランスを常に正常にしておくための方法をご紹介します。

規則正しい生活と適度な運動

塩分や糖分に気をつけ、一日3食でしっかりと栄養バランスに富んだ食事をすることができるようにしましょう。

ダイエットなどで摂取する栄養分が減少してしまうと、ホルモンの分泌量も減少してしまうので気をつけましょう。

また適度な運動もストレス発散、血行促進、冷えを予防するということにつながり、ホルモンのバランスを整えることにつながります。

適度に体が疲弊することで良質な睡眠を得ることもできるようになります。

喫煙と過度な飲酒を控える

喫煙は百害あって一利なし、ホルモンバランスを乱す原因にもなります。

また、過度の飲酒も体の各器官に悪影響を与えるため、ホルモンバランスの乱れにつながってしまいます。

脳のストレスを解消する

脳のストレスを定期的に解消する努力もしてみましょう。

例えば好きな香りのするアロマでリラックスタイムを過ごす、瞑想して心身ともに落ち着いた無の状態を作りだす、感謝の気持ちや笑顔になるような出来事を想像して過ごしたりするという方法も、脳のストレスを解消する効果があると実証されています。

エストロゲンの分泌を増やすには

エストロゲンの分泌量が心配であれば、日常生活の中でエストロゲンの分泌が増えるように心がけてみましょう。

少しの工夫でエストロゲンの分泌量は増やすことができます。

エストロゲンは食事で増やせる

日々の食事でエストロゲンを増やしたいなら、豆腐や納豆、みそなどの大豆製品、キャベツやバナナ等も有効です。

逆にエストロゲンの分泌を減らしてしまう食材としては、緑茶、きのこ、かんきつ類などが挙げられます。

これらは健康によい食べ物ですし食べてはいけないのではなく、過剰に摂取することを控えるようにしましょう。

バランスよく栄養を摂取することが大前提としてお考え下さい。

サプリメントを使う

サプリメントで不足しがちな栄養素を補い、エストロゲンの分泌量をアップさせるという方法もあります。

ビタミンB6はエストロゲンの代謝に必要不可欠となりますし、ビタミンEは卵巣の働きをサポートし女性ホルモンが作られること自体を促してくれます。

その他にもボロンやプラセンタを摂取することで女性ホルモンの生成に必要な環境を整えることができます。

ただし手軽に不足しがちな栄養素を補えるという安易さから、気をつけなければならないのが過剰摂取です。

過剰摂取してしまうと思わぬ健康被害に遭う可能性もありますので、サプリで摂取する栄養素の過剰摂取には気をつけましょう。

参考:ビタミンB6 – Wikipedia

ホルモン療法について

機能が衰え上手く分泌することができなくなってしまった女性ホルモンを、注射や薬などによって補充していくのがホルモン療法です。

成長ホルモン注射

直接的に減少してしまった女性ホルモンを血中に直接送り込む方法です。

内臓を通さずに、じかに血液中に女性ホルモンを吸収させるので、胃腸や肝臓にかかる負担を軽減することができます。

しかしこの治療法には非常に多額の費用が発生し、非現実的な治療法だといえるでしょう。

ホルモン補充療法

飲み薬や貼り薬などを使用して更年期障害の治療でエストロゲンの分泌を補充するものです。

更年期になり女性ホルモンの分泌が減少することによって起こるさまざまな不快症状を緩和することができます。

しかし副作用もあり、胸やけやむくみのほか、乳がんなどにかかるリスクも上昇してしまいます。

この方法は、昨今アンチエンジングでも行われている注目の方法ですが、更年期障害の治療ではなくアンチエイジング目的だと保険適用外になり、高額な費用がかかります。

まとめ

髪のアンチエイジングをして白髪を効率よく改善、予防していくためには、体内のホルモンバランスを整え、ホルモンがしっかりと分泌されるような体内環境を作りだしていくことが大切です。

生活習慣を見直し、普段の生活スタイルの中にホルモンの分泌を促すような工夫を取り入れ、ツヤツヤの美髪を目指して体の中からもヘアケアに努めましょう。

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吉川みさと

目立ち始めた白髪となかなか落ちない体重に、体の曲がり角を痛感しているアラフォー。お手入れがモノを言う年代ならではの視点で、若さを保つコンテンツをたくさんご紹介していきます♪

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